保育所のプール遊びのねらい

保育所では、おむつが外れた3歳児クラスから夏になるとプール遊びを始めることがあります。
それまでのクラスでは、おむつが取れていないことから水遊び程度で水に慣れることから始めますが、年少の3歳児クラスからは本格的に水を溜めたプールに入ります。

ですが、中には水が怖くてプールが苦手なお子さんも多いでしょう。
プール遊びの目的は、水に対しての抵抗を無くして今後のプールやお風呂などの活動を円滑にするためのねらいがあります。
他にも、水遊びの道具の譲り合いや、共有、熱くなった体のクールダウンなどの目的もあります。
何よりも水が嫌いなお子さんは、顔に水がかかるのが怖いことが原因だと思います。

ただ顔に水をつけたりするのではなく、遊びながら顔に水がかかることに慣れてしまえば、少しでも顔に水がついたことへの抵抗を減らすことができるので、水が苦手なお子さんにはプール遊びで少しでも水に慣れることができます。

保育所で着用する水着は?

保育所で着用する水着は、それぞれの保育園で決まりがある場合もありますが、基本的には”子供が着替えやすいこと”が前提となります。
サイズも、夏しか着ないから大きいものを選びたいという気持ちもありますが、ちょうど良いサイズを選ぶことで水中での抵抗を減らして動きやすくなります。
女の子はワンピースタイプ、男の子はウエスト部分がゴムで紐を結ばずにすぐに履けるパンツタイプがおすすめです。

装飾品が多く付いている水着は、装飾部分がプールに引っ掛かって危険な場合があるので、なるべくシンプルで子供が一人で着やすい水着を選ぶようにしましょう。
前にファスナーが付いていると着脱が簡単にできます。

長時間プール遊びがある場合には、ラッシュガードも着用すると日焼けすることがなく、肌が敏感な子供でも気にすることなく遊べます。
これも保育所によって決まりがある場合があるので、事前に着用できるかどうかを確認しましょう。