保育所で起こりやすい事故やけがとは

保育所にはたくさんの子どもが集まるため、どうしても保育士の目が届かない時に事故が起こったりけがをしてしまったりすることがあります。
保育所で起こりやすい事故の一つとして挙げられるのは転倒です。
建物の中よりも園庭で起こることが多く、走って遊んでいる内に転んでしまいけがをしてしまうケースが多くみられます。

また、子ども同士で衝突してしまったり、走っている最中によそ見をして遊具や家具にぶつかってしまったりという衝突事故も起きてしまいやすいです。
こうした事故は擦り傷などの軽い傷で済むこともありますが、中には重大な事故に発展し、骨折や脱臼、頭部損傷など、大きなけがにつながるケースもあることを理解しておきましょう。

けがをしてしまったらどんな対応を取ればいいのか?

もし子どもがけがをしてしまった場合、必ず施設から連絡が入ります。
軽いけがであれば迎えに行った時に保育士からこういうことがあり、応急処置等を行ったと言われます。
この時に詳しい話を聞いておきましょう。

この時に感情的にならないよう注意して下さい。
まずはどうしてこのような事故が起こってしまったのか、を詳しく聞かなくてはいけません。
自分の子どもがけがをしてしまった時は感情的になってしまうかもしれませんが、あくまでも冷静に話を聞くことが大切です。

また、もし軽いけがをしていた場合でも保育士からきちんと連絡はあるものですが、もしなければ連絡帳を使ってどうしてけがをしてしまったのかを尋ねてみましょう。

子どもにはどんな対応を取るべき?

子どもがけがをしたのを見つけたら、まずはどうしたのか子どもに聞いてみましょう。
ただ、子どもはまだうまく状況を整理し伝えることができません。
どんな言葉があってもまずは「痛かったよね」と共感することが大切です。

共感してあげることで、子どもは自分のことをちゃんと分かってくれていると感じてくれます。
この共感には親の感情や想像は入れず、純粋に子どもの気持ちに寄り添ってあげることが重要となります。