子どもは、さっきまでは元気に走り回っていても、急に具合が悪くなったり、高熱を出したりすることがよくあります。
朝も食欲があり、特に変わった様子もなかったのに、急な発熱で保育所から連絡が来てびっくりすることもあるでしょう。

もし子どもが保育所で熱を出した場合には、入園時に提出した書類に記入してある緊急連絡先に連絡が入ります。
子どもが急に熱を出した場合、保育所からの指示に従いましょう。


何度の発熱で連絡がくるのか

保育所保育指針やそれぞれの市町村などの保育園運営基準などで、37.5度以上といった決まりになっている保育所がほとんどです。
37.5度以上という基準を設けているのは、ウィルス感染発症の目安となっているため、この体温以上ある場合には必ず保護者に連絡をする決まりになっているのです。

ですが、その後の対応は保育所によって異なります。
顔色もよくて食欲も元気もある場合には、少し様子を見てから連絡をしたり、熱がなくてもぐったりしていたり、体調が良くないと感じた場合には連絡をすることもあります。

病児保育について

子どもが病気にかかってしまった場合には、病気が治るまで子どもを保育所に預けることができないので、仕事を休むことになります。
仕事を休めることができれば問題はないのですが、何かしらの作業があることから仕事をどうしても休むことができない方もいるでしょう。
近くに世話をしてくれる祖父母などがいればお願いもできますが、なかなかそういかない家庭の方もいらっしゃるでしょう。

そんな時に活用してほしいサービスとして、病児保育といったものがあります。
病児保育とは、子どもが病気になった時、仕事を休めない親の代わりに病気の子どもの世話をすることです。
病児保育専用の施設があり、そこで一定時間預かってもらうことができます。

他にも、病児を自宅で世話してくれるサービスなどもあります。
こうした子育て支援をうまく活用することで、育児の負担を少しでも減らすことができるでしょう。