保育所では、暑い時期になると熱中症予防のため水筒を持参するように言われることがあります。
特に夏場は水分が不足してしまうので、すぐに水分補給できるよう水筒が必須アイテムとなります。
水筒は毎日子どもが口にするものなので、常に清潔を保っておきたいものです。
長期保管しておくため、水筒の素材は非常に重要になります。


■ステンレス

保冷・保温効果があるので長時間保管していても、冷たいまま水分を補給することができます。
丈夫な構造でできているので、多少落としてしまったりぶつけたりしてしまっても壊れません。

ただし、魔法瓶タイプになっているので子どもにとっては重いということが難点です。
また、子どもが好きなキャラクターものの種類が少ないことから、使用する本人があまり気乗りしないという不満もありますが、最近では軽量タイプのものやキャラクターものも増えつつあります。

■プラスチック

ステンレスの水筒に比べると断然軽くて持ち運びに便利なのがプラスチックです。
子どもが喜ぶキャラクターも多いので、保育所に持っていく楽しみも増えることでしょう。
しかし、保冷・保温効果がないため夏場はすぐにぬるくなってしまいます。
結露しやすく、衝撃にも弱いので取り扱い方には注意が必要です。

飲み口は子どもに合わせて

子ども用の水筒には飲み口のバリエーションが豊富にあります。
ストロータイプ、直飲みタイプ、コップタイプなど様々です。
ストロータイプは中身がこぼれないようになっているので小さな子どもに向いているでしょう。
ただし蓋がしっかりしているので自分で開けにくい、ストローの洗浄が面倒というデメリットがあります。

比較的種類が多い直飲みタイプは、いつでもすぐに飲めるので扱いやすいです。
飲み口を取り外して洗うこともできるので便利ですが、唾液が飲み物に混ざるので長時間保管しておくと衛生面が心配です。

その点コップタイプは、衛生的に安心です。
欠点としてはわざわざコップに注がなくては飲めず、その結果両手がふさがってしまいます。

どの飲み口が良いかは年齢や、自分で管理できるかによって決めるようにしましょう。