現在、赤ちゃんの頃からアレルギーを持っている子供が多く見られます。
特に食物アレルギーは、特定の食べ物を摂取することによって、かゆみやじんましん、腹痛、下痢、ひどくなるとアナフィラキシーショックなどの症状を引き起こしてしまう恐ろしいアレルギーの一つです。

そのため、保育所などで集団生活を送る時は、入園前に必ずアレルギーがあることを申し出る必要があります。

保育所にはアレルギー対応マニュアルがある

保育所には「アレルギー対応マニュアル」があり、その中にはアレルギー疾患を持っている子供への対応やアレルギーに関する基礎知識、アレルギー予防の対策、緊急時の対応方法などアレルギーに関するあらゆる対応などが記載されています。
厚生労働省から平成23年3月に作成された「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」を参考に作られているものがほとんどで、マニュアルに則って子供のアレルギー発症を予防するよう、日頃から注意されているのです。

除去食・代替食などに対応してくれる

上記にも記載したように、食物アレルギーを持っている子供がいた場合には、保護者が入園前に施設へ食物アレルギーがあることを申し出る必要があります。
これは保育所で出る食事やおやつに、アレルギー食が含まれていないかどうかを調べて、含まれている場合には、その食物を除去したり代替食にする必要があるためです。
アレルギー除去食や代替食を作る時は、単純にその食材を入れないというだけではなく、同じ包丁やまな板、鍋などの調理器具も使わないように気を付けて調理されています。

食物アレルギーを持っている子供を入園させる時に、保護者の方はアレルギー食材が入った料理が出るのではないか?と心配される部分があるかもしれません。
保育所では、リスクを避けるために安全性の高い方法で調理を行い、子供達が安全に食事をできるよう取り組んでいるのです。